輸入住宅の建築実例
ノスタルジックな香り漂う海辺の邸宅
心に紡がれたカリブ海の素敵な想い出を、見事に空間表現した、揺り籠のような家。
フロリダ出身のアメリカ人オーナーは、まさに厳しい目を持った方。そんな本物のデザインを知るオーナーが、唯一「完全にアメリカン・スタイルの家」と認められたのが、東急ホームズの「ミルクリーク・ノーブル」。本場の建材を使うことがマストだったという要求にも、見事に応えた住まいです。
住まいづくりのコンセプトは、「ブリティッシュ・ウエスト・インディーズ・スタイル」。バハマやジャマイカといった西インド諸島で広まった建築様式で、カリブ海の島々を旅し、目に焼き付いた大好きな街並みを日本で再現したいという思いから、外観フォルム、そして室内デザイン・コーディネートを進められました。ヴィクトリア様式をベースに、フレンチドアやマホガニーの床などを合わせ、そこに南国の花やパイナップルのモチーフが刻まれた家具をレイアウト。壁や柱のブルーとホワイトのコントラストが、まさにカリブの海をイメージさせます。
スタイリッシュでありながらもノスタルジックな雰囲気も漂う空間は、どこでくつろいでいても、どの角度から眺めても、心がしっとりと落ち着く素敵な揺り籠のよう。広々としたバルコニーからは、そよ風が流れ込み、湘南の潮の香りを運んできてくれます。居心地が良すぎて前ほど外出しなくなったと笑うオーナー。「毎日がリゾートのよう」といううれしい想いが、その笑顔の中に浮かびます。