輸入住宅の魅力

明治に花開いた日本の洋風建築「三菱一号館」

いまや世界の名作が展示される美術館として名を馳せていますが、もともとは明治27年(1894年)に「三菱一号館」として建設されたもの。当時は事務所ビルだったそうです。日本政府が招聘した英国人著名建築家であるジョサイア・コンドルが設計。19世紀後半に英国で流行したクイーン・アン様式が採用されています。

ジョサイア・コンドルは、三菱一号館の他、鹿鳴館やニコライ堂、岩崎久弥茅町本邸など、数多くの作品を手掛け、日本の近代建築に大きな足跡を残しました。

三菱一号館は老朽化のため、昭和43年(1968年)に解体されましたが、平成21年(2009年)、復元・竣工。翌平成22年より、三菱一号館美術館として再スタートを切りました。
復元にあたっては、コンドルの原設計に基づいて計画され、明治期の設計図や解体時の実測図を精査。各種文献や写真、保存部材などに関する詳細な調査が実施され、階段部の手すりの石材などは、保存されていた部材を再利用するなど、意匠や部材はもちろん、その製造方法や建築技術まで忠実に再現されたそうです。歴史を感じる佇まいは、このような大変な努力とこだわりによって再現されたのでした。

この重厚感あふれる煉瓦造りの美しい姿は、個人住宅においても人気があり、輸入住宅を検討する方にとって参考になることでしょう。これから輸入住宅STYLEでは、これら日本の洋館を逐次ご紹介していきますので、機会があれば見学に訪れてみてください。きっとあなたの感性が、さらに磨かれることと思います。

 

住所
〒100-0005 東京都千代田区丸の内2-6-2
開館時間
10:00~18:00
※祝日・振替休日除く金曜、第2水曜、展覧会会期中の最終週平日は21:00まで
※入館は閉館時間の30分前まで
※臨時の時間変更の場合あり
休館日
毎週月曜(祝日・振替休日・展覧会会期中最終週の場合は開館)、年末、元旦、展示替え期間
※臨時の開館・休館の場合あり