輸入住宅の魅力

神戸で最初に公開された異人館「うろこの家」

港町、神戸にも異人館があり、中でも「うろこの家」と呼ばれる家は、神戸で最初に公開された異人館ということもあり、とても有名です。うろこと呼ばれる所以は、天然石のスレートに包まれた独特の外観デザインにあります。まさにうろこのような円形にかたどられたスタイルは、訪れる人に強い印象を与えます。

 

明治後期に外国人のための高級借家として居留地に建てられ、大正に入ってから現在の場所へと移築されたそう。ゲストルームや使用人室、サンルーム、陽射しを採り入れるベイウィンドウ、暖炉など、当時の意匠がほぼ完全な状態で保存されています。中央の円筒形の塔部は、現在は行けませんが、以前は2階から螺旋階段で3階の塔屋へと続いていており、展望室から貿易商は貨物船の入出港を確認していたといいます。そんな姿に想いを馳せ、ノスタルジックな気分に包まれるのも、うろこの家を訪れる楽しみでもあります。

 

うろこの家は、国の登録有形文化財や兵庫県住宅百選にも指定。最初の住人は、E・ハリヤー氏であることから、旧ハリヤー邸とも呼ばれています。

 

住所 兵庫県神戸市中央区北野町3-5-4

交通 「三ノ宮駅」「三宮駅」より徒歩15分