輸入住宅の魅力

その時の気分で壁の色を変える。ドライウォール工法で豊かな暮らしを手に

素敵な住まいをつくりあげるポイントはいくつもありますが、今回は「壁」に注目したいと思います。壁は室内空間において視覚に入る面積が大きく、その設えの仕方一つで、空間の表情は大きく変わります。その壁ですが、北米住宅における内装の9割が、「ドライウォール工法」でつくられています。ドライウォール工法とは、規格化された石膏ボードを用い、ジョイント部分をテーピングで補強。パテでフラットな面に仕上げる方法を言います。その表面をクロス(壁紙)で仕上げても、塗装仕上げでも工法的には変わりませんが、アメリカでの仕上げ方法が塗装仕上げであることから、石膏ボードと塗装仕上げされた壁を総称して、ドライウォールと呼んでいます。

アメリカの住まいでは、ほぼ自然素材のアクリル水性ペイントを塗って仕上げます。その理由は、汚れが付きにくいこと。そして「自分で塗り替えられる」ことにあります。欧米人は日本人と違い、色で遊ぶことを日常生活の中に取り込みます。日本の場合、一度仕上げた壁を塗り替えることはまずしませんが、欧米人は「その時の気分で」壁の色を平気で塗り替えるのです。そうやって生活を楽しみ、自らの感性に包まれた豊かな暮らしを送るのです。

日本に住む、ある米国人のお住まいにお邪魔した機会がありましたが、やはり彼も「いずれ壁の色は変えるよ」と当たり前のように語っていました。我々日本人も、そうした色を楽しむ暮らしをしてもいいのではないか。そう思わせてくれた出来事でした。ちなみにドライウォールによる塗り壁は、滑らかな質感があり、空間を上質な雰囲気に包んでくれます。輸入住宅を検討する方は、一度、ドライウォールの住まいを見学するといいでしょう。自分で自分の家をメンテナンスしていくという、楽しい暮らし方も、ドライウォールなら手にすることができます。