輸入住宅の魅力

窓選びのポイントは熱伝導率にあり。窓枠の素材にも注目しましょう。

前回、快適な住まいづくりにおいては「窓」が重要だとお伝えしました。その窓について、もう少し触れたいと思います。
誤解なきようにあらかじめお伝えしたいのは、日本製の窓がダメだと言っているのではありません。日本でつくられる窓にも、熱還流率が海外並みに優れているものもあります。でも、最低基準が存在しないため、一般的な住宅の場合、建築会社はそこまで性能の高い窓を標準にしていないのです。だからこそ気を付けたいのが、熱還流率。まずここに注意してください。

次にもう少し窓を解説しますと、窓は大きく分けてガラスの部分と枠の部分でつくられています。実は、ガラス部分は諸外国に比べ、それほど性能差はありません。日本にも複層ガラスやLow-Eガラス、さらには三重ガラスだってありますから、そこにあまり性能差はないのです。

重要なのは「窓枠」です。日本製の窓の場合、その多くに「アルミ」が使用されています。アルミは加工しやすく、コストも比較的抑えられます。しかし、「熱伝導率」がとても高いのです!
アルミの熱伝導率は200W/mk。それに対し、樹脂は0.2W/mk、木はわずか0.16W/mkです。つまり、1000倍もの差があるのです。
アルミサッシの近くに行くと、「暑い!」「ひんやりと寒い!」を感じるのはそのせい。夏は窓枠からどんどん外気温が入り込み、冬はせっかく温めた室内温度をどんどん外に逃がします。

ぜひ、新しく住まいを建てる際は、U値1.0以下の窓を選んでください。ぜひ、窓枠に注目してください。ちなみにアメリカでは、およそ半数の州でアルミサッシが禁止されているそう。ぜひ、海外の方々と同じように、窓にこだわりを持ちましょう。