輸入住宅の魅力

素敵なパリのアパルトマンデザインに思いを寄せる。

「パリのアパルトマンのようなデザインに仕上げたい」。そんな憧れを抱く方も少なくないようです。今回は、そんなアパルトマンの基礎知識について書きたいと思います。

アパルトマンとは、集合住宅を意味します。パリにある集合住宅、日本でいうところのマンションやアパートですね。ちなみにフランスでは戸建て住宅を「メゾン」と呼びます。パリ市内にあるアパルトマンは大規模なものが多く、まるで伝統ある百貨店のような雰囲気を醸し出す建物です。それもそのはず、19世紀中頃のナポレオン三世時代に「パリをモダンな街に生まれ変わらせるように」との命を受けた当時の知事が、オスマニアン建築様式で市内の建物を次々と建築したことが始まりで、威風堂々としたスタイル、優美な装飾が見る者を魅了します。「こんなおしゃれなところに住みたい」と思うのも当然ですね。

基本的に室内の天井は高く、窓は大きめ。モールディングやパネルなどで装飾された空間は、自然光が美しい陰影を生み出し、暮らしに豊かさをもたらします。暖炉付きの部屋も多く、そのクラシカルな雰囲気は、海外の暮らし、輸入住宅が好きな人にとって、たまらなく素敵。フローリングもヘリンボーン貼りなど、ひと工夫されているものが多いです。なお、上階にあがるための階段はらせん階段。昔の建物ですからエレベーターはありません。

パリだけに限りませんが、海外の方々のすごいところは、そんな空間を自分流にアレンジしてしまうこと。DIYで壁をつくったり、壁紙を変えたり…。クラシカルな中にモダンさをミックスさせるなど、素敵にコーディネートしてしまうのです。そのセンスは、日本人にはなかなかない部分。海外の部屋などの写真は、これからの住まいづくり、空間コーディネートに大いに役立ちますから、ネットで検索してみましょう。

このような雰囲気を踏襲しながら、2階建て、3階建てのアパルトマンスタイルを提案してくれるハウスメーカー、ビルダーも数多く存在します。アパルトマンスタイルに似合うインテリアコーディネートも気軽に相談しながら、ぜひあなたの憧れを実現してください。