輸入住宅の魅力

部屋の雰囲気ががらりと変わり、住まう人のセンス、こだわりが表現される絨毯

絨毯

フローリングの空間も素敵ですが、より高級感を醸し出す、絨毯(カーペット)敷きに憧れを抱く方も少なくないことでしょう。絨毯はフローリングとは違って、いろいろな色や柄が描かれていたり、織られているので、自分の好みに合ったものを探し出す楽しみがあります。柄や風合い、色などによって、部屋のイメージを変えることができるので、コディネートにこだわることが可能です。

ひと言で絨毯と言っても、一般的な既製品もありますし、織物の場合、その織り方や生産地域によって柄や風合いはまちまち。値段も大きく異なります。高級品として有名なところではペルシャ絨毯がありますが、これも機械織りなのか手織りなのかによって値段は違い、比較的リーズナブルなものから、目が飛び出るくらいのものまであります。いずれにしても選ぶうえで大切なのは、「自分が気に入ったものかどうか」です。柄が好き、色が好き、価値あるものが好き…。自分の軸をきちんと決めて、ショップ巡りをするといいでしょう。

絨毯の歴史

手織り絨毯の歴史を辿ると、約1000年前の中央アジアに行き着きます。遊牧民たちが厳しい寒さから身を守るために、そして皮の敷物よりも扱いやすいものを求めた結果、絨毯が生み出されたと言われています。
そんな絨毯が芸術としての美しさを持つようになるのは、16世紀ごろだそう。皇帝の庇護のもと、ペルシャやインドで王室用の絨毯がさかんに織られるようになります。複雑な模様が施されたものは、完成まで数年の歳月を要すほど。とはいっても当時の絨毯で現存するものは少なく、イギリスやスウェーデンなどの博物館でいくつか見られる程度。確かにタペストリーとして使用していたなら別ですが、敷物として利用されていたならすり減りますし、数百年を超えて美しい模様を今なお保っているものなんて、そんなにあるわけがない。よって絨毯は、アンティーク的な「掘り出し物」を見つけるのは、非常に難しいと言われています。

絨毯のお手入れ

段通(さまざまな模様を織り込んだ敷物)やペルシャ絨毯などの高級品は、クリーニングやメンテナンスを繰り返して、一生のおつきあいしていくものですが、一般的な絨毯は素材や使用する場所によって異なるものの、概ね2年前後で買い替えるものだとされているようです(毎日のメンテナンスによって、10年以上使い続けることもできるそうですが)。できるだけ長く使用したいなら、合成繊維のナイロン素材や天然素材のウールがおススメです。

絨毯選びのコツ

絨毯を選ぶ際には、「柄やカラー」「敷く場所」「サイズ」を決めておくことはもちろんですが、「機能性」にも着目するといいでしょう。主な機能は「坊ダニ性」「撥水性」「防音性」「抗菌性」「防炎性」「制電性」など。敷く場所によって、これら機能をプラスして考え、選ぶようにするといいと思います。

一般的に販売されているものは、サイズが決められています。部屋全体を絨毯で敷き詰めたいなど、既製サイズでは合わない場合は、オーダーメイドになります。少々、値段は高くなりますが、こだわりの部屋、雰囲気を生み出すためには必要経費。思い切った“投資”も、素敵な暮らしを得るには大切なことです。躯体だけではなく、絨毯やインテリア、小物などにもこだわって、豊かな時間をぜひ手にしてください。