輸入住宅の魅力

やわらかで、やさしい光が織りなす物語。ステンドグラスで空間にアクセントを。

教会や古い洋館などで見かけるステンドグラス。その美しい絵や模様、そしてそこから透けて流れ込むやわらかな光に魅了される人は少なくないことでしょう。住宅においては、教会のように大きく、さまざまなところで用いることはありませんが、アクセントとして使用すると、その空間に落ち着きのある華やかさが生まれます。絵や模様の違いで、かわいらしいイメージになったり、荘厳さが漂うスペースになったり…。住まう方のセンスやこだわり、美意識を表現するものとしても、ステンドグラスはとても素敵だと思います。

言わずもがなではありますが、ステンドグラスとは何かを少し解説しましょう。ステンドグラスとは、鉛のリムを用いて、着色ガラスの小片を結合させることにより、絵や模様を描き出した工芸品のこと。窓はもちろん、ランプの傘などにも用いられています。9世紀のヨーロッパで誕生し、キリスト教会の窓を飾る教会美術として発展。今ではさまざまな模様を描き、楽しむステンドグラスですが、当時は聖書のストーリーを信者に伝えるための図柄が採用されていました。幾何学的な模様のステンドグラスがつくられるようになるのは17世紀以降だそう。ちなみに日本にステンドグラスが伝わったのは、明治の始まりだといわれています。

今ではステンドグラス教室も珍しくありませんし、作家の方も多くいます。また既製品も流通していますので、新しい我が家の記念としてステンドグラスを飾るのもいいかも知れません。お店巡りをしてお気に入りを探し出すのもよし、作家の方にオリジナルのものを創作してもらうのもよし。自分でつくるのもよし。さりげなく飾られたステンドグラスから、自分だけの物語が聞こえてくる。そんな空間を、ぜひ手にしてみてはいかがでしょう。