輸入住宅・間取りのヒント

ビルトインガレージのメリットとデメリット

ビルトインガレージ

愛車を住まいの中に取り込むことで、楽しみと利便性が増す。

ビルトインガレージとは、住まいの1階部分にガレージを取り込んだスタイルを指します。
住まいの一部に駐車場を設ける訳ですから、日常的に自動車を使用する方にとっては、とても便利なプランと言えます。また、カーマニアの方には、「部屋の中から愛車を眺めたい」という欲求や、「工具を揃えて整備がしたい」「自分だけの秘密基地のように仕上げたい」などの夢を実現することが可能となります。
しかし、ビルトインガレージにもメリットとデメリットが存在します。それらをしっかりと理解したうえで、検討・設計することが重要です。

メリットとしては、
1.駐車場が近いので、買い物をした後の荷物運びもラク。天気が悪い日も雨に濡れることなく乗降車できる。
2.シャッターを付ければ、自動車へのいたずらも防止でき、安心。
3.屋根付きなので、汚れにくい。自動車の劣化も屋外駐車よりも少ない。
4.ビルトインガレージの占める面積が延べ床面積の5分の1未満であれば、床面積に加えられず、固定資産税を安くできる(自治体により評価方法は異なる)。
5.趣味のクルマを楽しみたい、秘密基地にしたい、という方にはうってつけ。

こうしてみると、ビルトインガレージは、暮らしの便利や楽しみを力強く応援してくれそうです。
でも一方で、考慮すべき注意点も存在します。
1.自動車を何台止めるのかによって、開口部が異なる。開口部が広くなればなるほど構造的な耐力が問題となり、場合によっては木造では実現できないこともある。当然、コストも大きくなる。
2.排ガスや汚れなどにも注意が必要。特に自動車整備も考えている方は、換気扇やオイル汚れなどにも対応できる床・壁の素材、塗装、照明なども必要となり、その分、コストがかさむ。
3.暮らしの空間に駐車場を設けるため、エンジン音などが室内に聞こえやすい。特に寝室が近いと、後で悩むことになるリスクが高い。また、1階の居住スペースが削られる。

ご自身、そしてご家族のライフスタイルや利便性、こだわりなどをしっかりと考慮して、ぜひベストなビルトインガレージを実現してください。