輸入住宅・間取りのヒント

キッチンは動線や機能性、空間構成を考えて選ぼう

キッチンイメージ

輸入住宅を建てる際、キッチンにこだわる方も多いことと思います。素材やメーカー、水栓金具などを「どれにしようか」と悩むのはとても楽しいもの。キッチンのタイプ(形・レイアウト)選びも、そんな楽しい悩みの一つではないでしょうか。今回は、キッチンのタイプ別にメリットとデメリットを記したいと思います。

I型キッチンレイアウト

I型キッチン

【メリット】

・キッチンをコンパクトに仕上げられる
・壁に窓を設けると外の景色を眺めながら家事ができる

【デメリット】

・横移動の動線が長くなるため、大きめのキッチンには不向き(作業効率を考えると2m70㎝までが一般的)
・ダイニングやリビングに背を向けることになり、家族の顔が見られず、会話もしにくい
・横並びに冷蔵庫が置けない場合、家事動線が悪くなる

L型キッチンレイアウト

L型キッチン

【メリット】

・動線が三角形になるため、移動距離が短くなり、家事効率がアップする
・空間のデザイン性が高い
・窓からの景色を眺めながら家事ができる

【デメリット】

・I型よりも設置スペースが必要(LDK全体で少なくとも16畳程度は必要)
・スペースが必要な分、収納棚やパントリーなどが計画できなくなる可能性がある
・壁に向かって作業することが多くなるため、家族とのコミュニケーションが取りにくい

U型(コの字型)キッチンレイアウト

【メリット】

・動線が短く、作業効率に優れている
・ゴージャス感が生まれる

【デメリット】

・シンクや作業スペースが2列になるため、空間の広さが必要
・複数人で家事をするには不向き

Ⅱ型キッチンレイアウト(シンクと調理スペースを分ける2列タイプ)

【メリット】

・横移動を少なくでき、家事効率がよい
・「火まわり」と「水まわり」を分離するため、必要となる調理器具などを分けて便利に仕舞えたり、さっと取り出せる

【デメリット】

・ある程度の空間の広さが必要
・振り返って作業することが多くなる(注意点:危険性が増すため、シンクの後ろにコンロを配置しないこと)

アイランド型キッチンレイアウト

アイランドキッチン

【メリット】

・どの位置に立っても作業が可能
・対面式なので家族の様子を見ながら家事が可能
・子どもたちと一緒に調理がしやすく、絆が深まる
・キッチン空間がおしゃれに仕上がる
・開放感がある
・配膳に便利

【デメリット】

・死角が生まれやすいため、小さなお子様がいる場合は注意が必要
・ぐるぐる回れるため、子どもたちの絶好の遊び場になりやすい
・収納量が少なくなりがち
・匂いや油はねが広がりやすい
・散らかりやすい。そして散らかるとすごく目立つ
・広いスペースが必要

ペニンシュラ型キッチンレイアウト(アイランドキッチンの片側を壁につけているキッチン)

ペニンシュラキッチン

【メリット】

・対面式なため、家族との会話を楽しみながら家事ができる
・おしゃれな空間に仕上がる

【デメリット】

・匂いや油はねが広がりやすい(アイランドよりは汚れに対応しやすい)
・ある程度の広さが必要
・収納スペースが不足しがち

いかがですか? キッチンのタイプによって、それぞれメリット・デメリットがあることがお分かりいただけたことでしょう。ぜひ、あなたにとってベストなキッチンタイプ・レイアウトを見つけてください。