用語集

漆喰

消石灰に砂、海藻のり、すさを混合して水で練ったもの。壁や天井の仕上げに使用する。調湿性能、耐火性能が高く、抗菌性能、防汚性能に優れている。シックハウス症候群の原因とされるホルムアルデヒドやVOC揮発性有機化合物(トルエン、キシレンなど)を吸着、分解する性能も有す。

***外壁・室内にやさしげな表情をもたらしてくれる漆喰のメリット・デメリット

家づくりを進めるにあたって、漆喰素材をチョイスしたいと考える人は少なくありません。漆喰にはさまざまなメリットがあり、暮らしに豊かさをもたらしてくれます。でもその一方でデメリットも少なからずあるのも事実。ここでは、憧れの漆喰のメリット・デメリットをお伝えしたいと思います。

***漆喰が暮らしにもたらすメリット

■VOC(揮発性有機化合物)の吸着・分解
新築特有の、あのツンとした匂いを吸着し、分解してくれます。匂いや化学薬品に敏感な人にとっては、とてもうれしい素材です。

■パターンや色によってさまざまなデザインが可能
塗り方(コテムラ)や色を変えることによって、壁が持つ雰囲気が変わります。洋風から和風まで、デザインへの対応・親和性がとても高い素材です。また、コテムラは、光の陰影を生み出し、空間に素敵な表情を生み出します。

■調湿効果がある
漆喰は、別名「呼吸する壁」と言われています。つまり湿度を調整してくれるのです。部屋の空気感がさらっとしているのは、それが理由と言われています。

■脱臭効果がある
家の中の匂いも吸着してくれます。焼き魚や焼き肉など、煙が立ちやすい料理の後でも、匂いが消えやすいと言われています。

■不燃性が高い
漆喰は燃えない素材なので、万が一の時でも延焼を防ぐ期待が持てます。

■カビにくい
漆喰の内部は強アルカリ性なので、カビが発生しにくくなります。よって部屋の中でウイルスが繁殖しにくく、耐インフルエンザ性も高いと言われています。

■防音効果も高い
音が通りにくい素材のため、防音効果も期待できます。

***漆喰のデメリット

■キズがつくことも
ひっかいたり、金属など固いものがぶつかるとキズが入ることがあります。もちろんクロスや木材でもキズはつきますが、一部が剥がれ落ちる可能性もあります。

■塗りたてのときは匂いが気になる人もいる
しかしながら、これは自然の匂いに近く、いわゆる新築のツンとした匂いではありません。VOCではないので安全ですし、時間が経てば消えていきます。

■よく触れる部分は、汚れが目立ちがち
スイッチの近くなどは、手垢によって汚れが目立ちがちに。

■施工時間が長くなる
下塗りをした後、乾きを待つ必要がありますので、クロスなどよりも施工時間が長くなります。また施工技術も要しますので、コストが高めになります。

***まとめ
漆喰は冒頭にもお伝えしましたが、空間をより豊かに、素敵に仕上げてくれる素材の一つです。クロスや木材では生まれない独特の質感にこだわる方なら、きっと満足することが出来るでしょう。メリット・デメリットをよく理解し、検討することをおススメします。