用語集

収納

***おしゃれな輸入住宅を、より快適に暮らすための「収納のポイント」

住まいづくりをする際に考えておきたいのが「収納」です。この収納計画をしっかりと立てておかないと、後で「部屋が片付かない」「どうも使い勝手が悪い」という残念な家になってしまいます。せっかくおしゃれな輸入住宅も、「部屋が散らかって台無し」ということになってしまうのです。

収納は、“単に箱を用意すればいい”というものではありません。適切な場所に適切な大きさのものを配置してこそ、便利にすっきりと仕舞うことができるのです。この適材適所を知るのと、知らないで計画してしまうのとでは暮らしに雲泥の差が出てしまいます。以下に示す収納アイデアやポイントを参考に、プランニングを進めていってください。

***「たくさん仕舞える収納を用意する」という考え方は間違いです。

収納を計画する際、多くの方が「機能的にたくさん仕舞える空間をつくろう」と考えるようです。でも、実はこれは間違いなのです。正解は「使う時に取り出しやすい収納」であり、「使い終えたら仕舞いやすい収納」であることです。

つまり収納場所と、そこに仕舞ったものを取り出して使用する場所が離れていると、とても使い勝手が悪くなります。いつしか仕舞うのもおっくうになり、やがて部屋にものが置きっぱなし、散乱しているということにつながっていきます。

収納をプランニングする時は、「適材適所」をしっかりと考慮しましょう。そして仕舞うモノの量を始めから計算・確認し、収納空間の大きさを決めてください。

---------------------------------------
 ■ 収納の基本寸法(㎜)
 ・布団:横1820×奥行き910
 ・衣類:奥行き650
 ・食器:奥行き450
 ・本棚:奥行き300
---------------------------------------

広い収納空間は便利なように思いますが、奥のモノが取り出しにくくなるということも念頭に置きましょう。では、具体的な収納ポイントを記したいと思います。


***あると便利! 知っておくべき5つの賢い収納ポイント


●ポイント1:リビング収納
トイレや洗面所の収納、さらには納戸などを用意する方は多いですが、リビングに収納を設けている方は意外と少ないもの。しかしリビングは、家族が集う場所なだけに、たとえば雑誌や子どものおもちゃや衣服、さらには郵便物や携帯電話の充電器など、細々としたものが集まりがちです。それらをさっと仕舞え、手軽に利用できるリビング収納は、快適な暮らしを応援してくれるもの。ぜひ採り入れることをおススメします。


●ポイント2:パントリー(食品庫)
パントリーとは、ウィークインタイプの収納小部屋で、買い置きの水やお米をはじめ、缶詰、調味料など、さまざまな食材や日用品をたっぷりと仕舞える便利な空間です。これをキッチンの近くに用意すると、家事が断然ラクになりますし、キッチンも常にすっきりと片付きます。パントリー内やその横にカウンターを設けると、事務作業などもできてより便利に使えます。


●ポイント3:納戸タイプの収納
収納といえば納戸といえるくらいポピュラーなものですが、片付けが苦手な人には特におススメです。少し乱暴ないい方をすれば、これさえあれば何でもとりあえず仕舞えるからです。生活の中心の場となるリビング近くに配置しておくと、大きなものから小さなものまでさっと出し入れできますし、急な来客のときも困ることなく、片づけられます。可動式の棚などを設置しておくとさらに便利でしょう。


●ポイント4:洗面所の収納の工夫
洗剤や石鹸、化粧品、歯磨き粉、そして着替えやタオルなど、細々としたものが多くなりがちな洗面所。それらがダイレクトに見えてしまうと、おしゃれさを損なってしまいます。扉付きの収納を用意して、視線から隠れるように工夫しましょう。洗面所はモノが多くなりがちな場所なので、計画的な収納設計が重要となります。


●ポイント5:ロフトスペース
ロフトスペースを計画し、そこを収納にするのも機能的です。またロフトは空間のアクセントにもなり、住まいがよりおしゃれになる効果もあります。ただ、ロフトは屋根に近く、外気温の影響を受けやすいため、温度変化に弱いものを置くことは避けましょう。


***まとめ
 ○収納は、「使うときに取り出しやすく、使い終わったら仕舞いやすい」が基本
 ○「適材適所」を見極める
 ○収納計画には、5つのポイントがある

先ほどご紹介した収納以外にも、壁収納や玄関収納など、さまざまな収納アイデアがあります。デッドスペースになりそうな場所を見つけ、便利で賢い収納をぜひ計画してください。