用語集

ウォークインクローゼット

***憧れのウォークインクローゼットを、より素敵に実現するポイント

ウォークインクローゼットに憧れを抱き、「新しい家づくりでは絶対に叶えよう!」と考えている人も少なくないでしょう。特に輸入住宅は、このウォークインクローゼットとの親和性が高く、さらにデザイン的にも空間をお洒落に引き立ててくれます。

でも、単に「衣類を仕舞える部屋をつくっておけばいい」と安易に考えて設計すると、とても使いにくかったり、納戸と変わらず、全然お洒落じゃないということにもなりかねません。ウォークインクローゼットは居室ではありませんが、ある意味、居室以上に気を遣い、設計することが求められる空間なのです。

では、どのようにすればお洒落に、機能的になるのでしょうか。ウォークインクローゼットの設計・デザインのポイントをまとめましたので、ぜひ参考にしてください。


***サイズ、動作を考慮し、居室と同等にセンスを発揮すること

ウォークインクローゼットは、その名の通り、空間の中に入って服を選んだり、着替えたりする場所です。ですから「サイズ」が最も重要になります。着替えをするなら、最低でも80㎝は必要です。ウォークインクローゼットを使う方の体格も考慮して、設計しましょう。できればゆとりある広さに。輸入住宅は、やはり空間のゆとりが大事ですから、あまり空間を惜しまないことをおススメします。

また、サイズは、そこに仕舞う衣服にも言えることです。
○スーツ:50㎝
○コート・ダウンジャケット:60㎝
これら基本サイズを押さえておかないと、斜め掛けになることにもつながります。さらにウォークインクローゼットには衣類だけでなく、スーツケースなどの大きな荷物も仕舞うことが想定されます。そこに何を仕舞うかをしっかりと考えて設計してください。

ウォークインクローゼット内で行う動作も考えましょう。普段使いするものは入り口手前に置いたほうが便利です。ハンガーパイプの上に収納棚を設ける時は、棚板とパイプとの距離はしっかりと考えてください。理論上は掛けられても、さっと掛けるにはある程度のゆとりがないとできません。収納ケースを置く場合は、その引き出しの長さも考慮しましょう。

お洒落を楽しむ場所ですから、姿見やドレッサーを用意することをおススメします。もちろん照明も用意して、明るい場所で選べるようにしてください。ちなみにウォークインクローゼットを挟むように寝室と洗面(バスルーム)をレイアウトすると、入り口を開けておけば自然光も入りやすくなります。また、姿見やドレッサーを寝室や洗面に置くこともできます。

ウォークインクローゼットは、とてもプライベートな空間ですから、誰かに見せるというものではありません。そこで壁などにはあまり気が回らなく、またコストもかけたいとは思わないようです。しかし、「見えないところをこだわるからこそ、お洒落になる」という言葉もあるように、お洒落なウォークインクローゼットをつくるためには、意匠もしっかりとこだわらなくてはなりません。色や柄に彩りのある壁紙を用いると、ウォークインクローゼットがぐっとお洒落になります。寝室の壁紙と同じものにすれば、ひとつの空間として視認され、広がりやエレガントさも増します。

また、ウォークインクローゼットに扉ではなく、入り口の前にウォール(壁)を設けると高級感が生まれます。ウォールの左右から回り込むタイプですが、ベッドからはウォークインクローゼットが隠れますので、生活感が流れ込むこともありません。ウォールの壁紙をひと工夫すれば、空間にアクセントも生まれます。

ウォークインクローゼットを計画する際、忘れがちなことがあります。それは換気扇やコンセント。湿気対策のために換気扇を用意するといいでしょう。もちろん全館空調システムを採用している住まいなら、その必要もないと思われます。ウォークインクローゼットの中で、ズボンプレスなどの電化製品を使用する方は、コンセントも用意してください。照明も忘れずにつけましょう。


***まとめ
ウォークインクローゼットを計画する際のポイントは、

・サイズを考慮することが重要
・ウォークインクローゼット内での動作も考慮する
・ドレッサーを置くと、よりお洒落が楽しくなる
・壁紙で彩る
・ウォールで高級感を出す
・換気扇やコンセントも用意する

何度も繰り返しますが、ウォークインクローゼットは単なる収納ではありません。居室と同等に彩りを加えながら、機能性を求めることをおススメします。プライベートな空間だからこそ、あなたのセンスが輝きます。ぜひ素敵なウォークインクローゼットを手にしてください。