アメリカンハウスの様々な建築様式

グリーク・リバイバル様式

ギリシャ建築は柱と梁構造でつくられており、ローマ建築特有のアーチやドームの形態は持っていません。ギリシャの神殿建築は紀元前五世紀にドーリア式、イオニア式、コリント式で展開されました。ギリシャ神殿は、多彩な色合いが特徴的でしたが、グリーク・リバイバル(ギリシャ復古)様式は、必ず白く塗られたそう。濃い緑色の鎧戸(ルーバー・ブラインド)のある白い下見板の建物は、当時大変な人気を博します。映画「風と共に去りぬ」に出てくる南部のプランテーションハウス(農園邸宅)は、グリーク・リバイバル(ギリシャ復古)様式の代表例です。

グリーク・リバイバル(ギリシャ復古)様式(1820~1850年)

緩い勾配の切妻屋根もしくは寄棟屋根で、屋根裏が浅いため、ドーマー窓は取り付けられていません。玄関部分には2階部分まで吹き抜けのポーチコが設けられ、イオニア様式、コリント様式等の柱頭飾りのある柱で支えられます。桁壁(フリーズ)と軒蛇腹(コーニス)飾りで装飾。細長いダブルハング・ウインドウには鎧戸が設えられ、玄関扉には欄間(トランザム)と側窓があるのが特徴です。